わたしの宇宙のはじめ方
~小泉 宏之、Pale Blue浅川純 編~
概要
前回は、日本発の小型衛星開発ベンチャーアクセルスペースのCTO宮下直己氏をゲストに迎え、どのように今の仕事に就いたのか伺ったイブニングセミナー。
第3回となる今回は、東京大学大学院の小泉 宏之准教授と株式会社PaleBlue CEO浅川純氏のお二人に、宇宙のどんなところに興味を持ったのか、今の仕事に至った経緯などを伺います!
宇宙業界に関わりたいと思っている方、進路に悩んでいる学生さんなどどなたでもご参加ください。
●日本航空宇宙学会 宇宙ビジネス共創委員会について
日本航空宇宙学会は、宇宙分野の産業界と学術界の更なる連携や融合に寄与することを目的として「宇宙ビジネス共創委員会」を設立しました。この委員会では、従来の宇宙関連企業のみならず、ニュースペースといわれる多様な宇宙事業を行っているスタートアップ企業も含めた宇宙産業への技術や人材、イノベーションなどに関するアカデミアによる連携、また、そこで必要とされる研究教育の推進をより深め、広げることでの宇宙ビジネスの共創を促進する活動を推進します。
●イブニングセミナーとは
2021年2月からスタートした宇宙ビジネス共創委員会主催のセミナーです。
「イノベーション」「人材」「標準/規制」など宇宙分野発展のため、主に共創領域に関する知識やスキル、ネットワークを深め、広げる目的で定期的に開催を予定しています。
開催詳細
日時:2021年11月17日(水)19:00-20:30(18:50チェックイン)
場所:オンライン会場(WEB会議ツールZoom)
※セミナーの様子は後日、日本航空宇宙学会のYoutubeで配信致します。
定員:75名(先着順)
参加費:無料
参加登録:以下の申込みサイトより参加申込みをお願い致します。(申込み終了)
https://jsass-eveningseminar211117.peatix.com
主催:日本航空宇宙学会 宇宙ビジネス共創委員会
協力:株式会社sorano me
プログラム
●19:00 プログラム紹介 ●19:05 日本航空宇宙学会と宇宙ビジネス共創委員会についてご紹介 ●19:15 トークセッション~わたしの宇宙の始め方~ ●20:10 質疑応答 ●20:25 記念撮影・クロージング ●20:30 終了予定
【登壇者・敬称略】
小泉 宏之 Koizumi Hiroyuki
東京大学大学院 先端エネルギー工学専攻 准教授/株式会社Pale Blue CTO
2000年慶応義塾大学理工学部卒業,2002年東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了,同博士課程へ進学後,2003年に同課程を退学し東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻助手に着任,2006年研究と学生指導を進めながら博士(工学(東京大学)を取得.
2007年にJAXA宇宙科学研究所助手(後,助教)に着任し,小型イオンスラスタの研究,および「はやぶさ1」のイオンエンジン運用・豪州カプセル回収プロジェクトに従事.
2011年より東京大学准教授に着任,工学系研究科,先端科学技術研究センターを経て,2015年より現職.専門は宇宙推進工学およびプラズマ工学.
先端エネルギー工学専攻および航空宇宙工学専攻において宇宙推進研究室を運営し,各種研究の実施と並行して,ほどよし4,PROCYON,EQUULEUS等の小型衛星プロジェクトにおいて推進系開発を実施.2020年4月にPale Blueを共同創業,同社CTOに着任.
2021年7月より,スイスEPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)において,アカデミックゲストとして国際共同研究を実施.
IEPC 2015 Best Paper Award,平成29年度文部科学大臣表彰科学技術賞などを受賞.
浅川 純 Asagawa Jun
株式会社Pale Blue CEO
1991年高知県生まれ。2019年3月に東京大学大学院航空宇宙工学専攻 博士(工学)修了。
2019年4月から東京大学にて特任助教として従事。
2020年4月に株式会社Pale Blueを創業し代表取締役に就任。
宇宙推進工学を専門とし、世界初の小型深宇宙探査機PROCYONや、超小型深宇宙探査機EQUULEUS等、数々の小型衛星・探査機プロジェクトに従事。
東京大学総長賞や日本航空宇宙学会 優秀発表賞、MIT テクノロジーレビュー「Innovators Under 35 Japan 2020」等を受賞。
神武直彦 Naohiko Kohtake
宇宙ビジネス共創委員会 委員長
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
1998年慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。1998年4月より宇宙開発事業団にてH-IIAロケットアビオニクスシステム開発を担当。初号機から5号機までの打上げを経て、2003年慶應義塾大学へ国内留学・出向。博士(政策・メディア)を得る。2006年JAXA復職。日米欧間での宇宙機搭載ソフトウェアの独立検証国際連携に従事。2007年欧州宇宙機関ESTECに勤務。2009年より現職。システムデザインに関する研究教育、国内外の宇宙利用プロジェクトに従事し、Multi-GNSS Asia Steering Memberなど宇宙分野の国際連携に関する委員を歴任している。
【モデレーター】
牟田 梓 Muta Azusa
株式会社sorano me COO
東京工業大学にて修士課程を卒業。学生時代は研究室で超小型衛星開発に従事しながら、NPO法人大学宇宙工学コンソーシアムにて学生理事を務める。
卒業後は日本電気株式会社に入社。地球観測衛星の技術者として6年間従事したのち、海外への衛星拡販を担当。
現在は、さくらインターネットに出向し、衛星データプラットフォーム「Tellus」のビジネス開発を行う。また、宇宙ビジネスメディア「宙畑」にて企画・編集を担当する。
副業にて株式会社sorano meを複数人で共同創業し宇宙アセットを用いたビジネス開発、コンサルティングなどに従事。
注意事項
参加登録時に入力いただいた個人情報は、宇宙ビジネス共創委員会の活動のみに利用され、本人の承諾なしに第三者への提供などは致しません。