■日付:2017年10月28日(土)
■集合・解散:8:30 新潟駅南口周辺集合 (予定)
15:00~15:30頃 新潟駅南口周辺解散 (予定)
■費用:3000円/人 (交通費、昼食込み)
新潟県は約90の酒蔵があり、日本で一番酒蔵が多い県です。それぞれの酒蔵が個性ある酒造りをしており、特定名称酒(吟醸や純米、本醸造など、特定の名称を表示できる酒)の生産高でも日本一の県です。
新潟の文化とものづくりの歴史を、2つの酒蔵を巡ることで体感するアフターコンベンションツアーです。1つ目の蔵は2日目の新発田市の市島酒造さん、200年以上の歴史を誇り、「王紋」のブランドで知られる蔵です。2日目の特別講演にも登壇されます。展示では、酒造りの工程の他、初代以来の市島家の歴史を通して地元の文化とものづくりの変遷を知ることができます。
昼食は新潟ふるさと村にて、郷土料理を予定。
2つ目の蔵は新潟市の今代司酒造さん、新潟駅にほど近い「沼垂(ぬったり)」地区で、明治以降地元密着の酒造りをしている蔵です。近年では全量純米仕込みの蔵としても注目されています。沼垂地区は江戸時代より酒蔵や味噌蔵、醤油蔵などが建ち並び、発酵食の町として知られていました。
日本酒は伝統産業という印象が強いと思いますが、実際は様々な技術を導入し、革新を続けている産業です。2つの蔵の取り組みから、新潟の日本酒業界がどのように伝統を守り、また伝統と新しい取り組みの調和を図っているかを見学します。